妊婦健診時の腹囲、子宮底長の測定について
5月より妊婦健診時の腹囲、子宮底長の測定を省略させて頂きます。
子宮底長は超音波検査で代用可能であり、腹囲は測定の有用性が認めがたいという見解が日本産婦人科学会から出されています。当院では、産婦人科診療ガイドライン(以下抜粋)の明示に従い、測定を省略することとしました。
当院ではすべての妊婦健診で超音波検査を行い、胎児発育、羊水量の確認をしています。
子宮底長、腹囲の測定を行わないことで母児の安全性には影響しませんのでご安心ください。
ご不明な点がありましたら健診時にお尋ねください。
産婦人科診療ガイドライン-産科編
CQ001 特にリスクのない単胎妊婦の定期健康診査の解説より(3頁)
定期健診では毎回、体重・子宮底長・血圧の測定、尿化学検査(糖、蛋白)、児心拍確認、浮腫の評価を行う。ただし、超音波検査を実施した場合、子宮底長測定は省略できる。腹囲測定の有用性に関しては不明なので省略可能である。
CQ001 特にリスクのない単胎妊婦の定期健康診査の解説より(3頁)
定期健診では毎回、体重・子宮底長・血圧の測定、尿化学検査(糖、蛋白)、児心拍確認、浮腫の評価を行う。ただし、超音波検査を実施した場合、子宮底長測定は省略できる。腹囲測定の有用性に関しては不明なので省略可能である。